人生ヤメル前に、大学を辞めさせられるなりぃ
やむなき理由により、大学を辞めることになりそうです。
そこそこ名の通った大学ですが、辞めることにあまり未練はないっす。
むしろそこで出会った人達や、彼らとの交流こそわが誇りでございます。
ガキの頃、言語障害とかいうものがありまして。
それはそれは気だるい毎日と、なんかできちまった世界観とを行ったりきたりしてたんす。
なまじ、絵とかで県の美術館に貼られたりして、言葉によらない表現ナリィ
とか思ったりしてたもんだから救いようがございません。はっきり言って追い詰められてました。
社会的弱者特有の人恋しさと、人一倍めんどくさかった人付き合いに挟まれて、
言葉によらない表現を模索とか何とかで大学行ってみたものの。
周りは更に突き抜けてました。なにもかも。大学がツマンナイとか言ってる人には、
ツマル人間と付き合ってみることをお勧めします。
今まで、人生の汚点だと思ってたことが、全て長所に変わりました。
社会のあっち側に行っても、帰ってくる土壌が大学にはあります。
心を解き放ち、魂を開放できた回数は人生史上最多でした。
社会から、ちょびっとズレた人生を歩んできて、人間社会で”普通”を求められたので
ヒトというものをそれなりに研究してきました。
社会的弱者として、滞りなく生活するためのヒトに対する知識がそこはかとなくあります。
そこを踏まえて言わせて頂きます。
大学で出会えた師や仲間との出会いは、肉体に想像を絶する痛みを与えても得難い
奇跡でした。
それらに比べたら、学歴を捨てることなんて些細なことよ。
大学で授業を教わった、柳町監督。私のような凡人では、話すたびに迷いが生じる天才なのだが。
その監督が十年ぶりくらいに映画「カミュなんて知らない」を撮った。
久々ぶりのいきなりで、カンヌ映画祭行き。さすが天才。
まさに、天才は忘れた頃にやってくるもんだなぁと感じ入ってみる。
柳町監督が、国内の配給のためにお手伝いを募集しているという記事を発見。
そのトラックバックを載せておきやす。