頭にできた異物をそれなりに考えてみる
頭に異物ができたからといって、日常に変化があるわけではなく。
日々の生活を消化試合のごとく過ごしてみる気取り。
だけどこの小さな異物が「死」という非日常を、あたかも野良豚にエサを与えたがばっかりに付きまとわれるがごとく、投げかけてきやがんのよ。
熱を出した人類が、健康体の尊さを再確認するように、少しばかりあの世に近い青二才が、生きることの意味を考え人生に彩りを加えてみるかの。
やれやれ、難しいことやら暗いことなんぞ性に合わんので、この身に起きたことに明るくPOPなキャッチコピーをつけてみようかな。
「なんでもないようなことが、幸せかもよ」…なんかどっかで聞いたフレーズだが、しっくりくるのでこれでいこう。日常の些細な出来事とそれを織り成す非日常、棺おけに臭い足を半分突っ込んでみるとつまらん事に目ざとくなったりするもんです。
とりあえず、病院に行くのもなんだし、突然何も残さず坊主の世話になるのもやりきれないので日記でもつけてみさぁ。